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リーダライタRF性能検定
本検定は、電子マネー普及促進協会により規定されています。
FeliCaリーダライタRF性能検定へのデジタルプロトコル要件の導入について
FeliCaリーダライタ機器とカード・移動機との互換性を高めるために、FeliCaリーダライタRF検定申請時にデジタルプロトコルの実装を確認するチェックシートを提出して頂くことになりました。2018年5月1日より導入を開始します。
デジタルプロトコル要件の内容については、デジタルプロトコル要件規定書で内容をご確認ください。
検定申請
リーダライタ技術連絡会が管轄する検定機関にお申し込みいただけます。
検定機関および検定試験所の詳細についてはこちらをご参照ください。
【リーダライタ技術連絡会メンバー 】
- ソニー株式会社(ソニー)
- JR東日本メカトロニクス株式会社(JREM)
対象製品
本検定は、FeliCa技術方式に対応したリーダライタを対象としています。
申請クラス
本検定は、基準カードに対する受検製品の最大通信距離によりクラス分けをしています。
※Sクラスを受験する際は、事前にサービス事業者に了承を得て下さい。
- Mクラス ・・・ 最大通信距離 25mm以上
- Sクラス ・・・ 最大通信距離 10mm以上
検定の構成
本検定は、基本性能試験と互換性試験から構成されます。
基本性能試験は、受検製品が一定レベルの通信性能を満たしていることを確認する試験です。
基本性能試験用カード(上限・標準・下限品)に対しての通信性能を確認します。
互換性試験は、一般的な利用状況下で受検製品が通信できない致命的な不具合を発生させないことを確認する試験です。
互換性試験用カード(標準品)、モバイル(標準品)に対しての通信性能を確認します。
全ての試験項目の基準を満たした場合に検定合格となります。
合格基準
【Mクラス】
基本性能試験
No | 試験項目 | 合格基準 |
---|---|---|
1 | 通信距離 (センター/角度0度) |
最大通信距離25mm以上であること。 |
2 | 通信不可領域 (センター/角度0度) |
0〜15mmの範囲に幅1mm以上の通信不可領域がないこと。 15mm〜25mmの範囲に幅3mm以上の通信不可領域がないこと。 ただし高さ0mmにおける通信不可は幅1mm未満であっても不可とする。 |
3 | 通信距離 (XY±10mm/角度0度) |
最大通信距離15mm以上であること。 |
4 | 通信不可領域 (XY±10mm/角度0度) |
0〜15mmの範囲に幅3mm以上の通信不可領域がないこと。 ただし高さ0mmにおける通信不可は幅1mm未満であっても不可とする。 |
互換性試験
No | 試験項目 | 合格基準 |
---|---|---|
1 | 通信距離 (センター/角度0度) |
最大通信距離15mm以上であること。 |
2 | 通信不可領域 (センター/角度0度) |
0〜15mmの範囲に幅3mm以上の通信不可領域がないこと。 | 3 | 通信不可領域 (センター、XY±10mm/角度0度) |
高さ0mmにおいてセンター、XY±10mmの5ポイント中2ポイント以下であること。 |
【Sクラス】
基本性能試験
No | 試験項目 | 合格基準 |
---|---|---|
1 | 通信距離 (センター/角度0度) |
最大通信距離10mm以上であること。 |
2 | 通信距離 (XY±10mm/角度0度) |
最大通信距離3mm以上であること。 |
3 | 通信不可領域 (センター、XY±10mm/角度0度) |
0〜3mmの範囲に幅1mm以上の通信不可領域がないこと。 ただし高さ0mmにおける通信不可は幅1mm未満であっても不可とする。 |
互換性試験
No | 試験項目 | 合格基準 | 1 | 通信不可領域 (センター、XY±10mm/角度0度) |
高さ0mmにおいてセンター、XY±10mmの5ポイント中2ポイント以下であること。 |
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